留学したい!?時期や目的に合わせた留学の種類

「留学」ってどのようなイメージでしょうか?
実は、ひとくちに「留学」と言っても時期や目的によってかなり多様で、伴う必要経費なども大きく差があります。

まず、ざっと留学の種類を大きく分けると以下のようになります。

1.短期留学
2.語学留学
3.高校留学
4.大学、大学院留学
5.ワーキングホリデー
6.インターンシップ

そこで今回は留学してみたいと思いながら、どうしたらよいか分からないという人や、長期で海外に行ってみたいという人のために、留学の種類についてお伝えします。

1.短期留学

短期留学は1週間程度から数ヶ月間、海外の教育機関で学ぶというものです。
長所としては、短期間ですので、将来的に長期留学も考えているけれど、まだあまりイメージができないという人がお試しで留学を体験するのには良い機会となります。

また短期間であるが故に、時間的な調整も融通が効きます。
そのため、1年などの長期で時間をとれない社会人でも、多少の長期休暇を利用して留学することが可能です。
何度か、異なる場所で短期留学を経験し、気に入った場所が見つかって、本当に海外で長期留学したいと思えば、そういった決断をするのもありかもしれません。

2.語学留学

語学留学は名前の通り特に語学を上達させたい方に適した留学で、期間は短期から長期まで様々です。
基本的に、現地の語学学校に入学し、総合的に語学を学びます。
もちろん語学学校ですので、高校や大学留学の準備として利用されることも多く、TOEICやTOEFLといった英語の試験対策も充実しています。
おおむね、初心者から上級者まで何クラスかにレベル分けされており、入学時の試験によってクラスが決定されます。
比較的、クラス設定が細かいため、それぞれのレベルにあったクラスメートと学習することができ、モチベーションを高く維持して学習することが可能です。

3.高校留学

高校留学は、日本の高校に在籍しながら一年間だけ海外の高校に留学するパターンと、はじめから海外の高校に入学するパターンとがあります。
前者は、日本の在籍している高校で、単位認定制度などを確認する必要があります。
後者は、基本的に高校受験の選択肢のひとつですが、ほとんどの場合、親の海外赴任が理由でない限りはこの選択肢はとれないのが現状です。
ちなみに、アメリカで私立の高校に入学する場合は、SSATという試験を受験する必要があります。
このSSATの偏差値をクリアできた場合に面接試験があり、合否が決定します。
高校留学のメリットは、現地の同年代と触れ合い、共に成長できるため、将来的に長く続く強い絆が生まれたり、その地域の文化に親しむことができます。
また、海外の大学に進学する場合、その強い足がかりになるのは言うまでもありません。
高校生という多感な時期に、海外の文化にどっぷり浸かり、自分の可能性を広げるのも非常に良いことではないでしょうか。

4.大学・大学院留学

大学・大学院留学も高校留学と同じく、在学中に留学するパターンと、海外の大学を受験するというパターンがあります。
前者は、在籍している大学から海外の提携大学に数ヶ月から一年間ほど留学することになりますが、これは大学によって大きくプログラムが異なりますし、提携大学も学校によって決まっていますので、このような留学制度を利用したいと考えている人は、日本での大学受験の際から慎重に選ぶべきです。
後者では、気を付けなければならないことがあります。
それは、留学を希望する国によって大学の仕組みが異なるということです。
もちろん日本と同じように四年間で卒業する大学もありますが、ヨーロッパなどの大学では、ほとんどの学部が三年間で卒業します。
また前者の留学制度とは異なり、一般受験という形が基本ですので、希望大学に合格するためのTOEFLやIELTSの最低点数クリアや、入学後にすぐにでも、授業についていくために高い英語力が要求されます。

5.ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは海外で語学を学んだり、文化を吸収したり、社会経験を積むための留学です。
詳しくは、「お金がなくても海外に留学できる!ワーキングホリデーについて」をご参照ください。

18歳から30歳であれば日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に1~2年の滞在許可を得ることができます。
その間に就学、旅行、就労などを経験することが許されています。

6.インターンシップ

海外インターンシップは、日本でもあるように、一般企業で研修生として実際に職業体験をすることで、それを海外の企業で行うというものです。
もちろん海外でインターンシップをするときは、お客様もネイティブスピーカーが多く、高い英語力を必要とします。
また、ビジネス上での立ち振る舞い方、メールや電話の対応なども英語で学ぶことが出来るため、将来的に海外で仕事をしたいと考えている方にとっては、大変有益なプログラムです。
このような海外でのインターンシップに参加できる方法としては、語学学校が行っているプログラムや大学が保有している海外インターンに参加することが一般的です。

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