外国人から海外の情報を集めよう!SNSやチャット向けの英語表現!

海外に行くまえに外国人の友達から情報をゲットしたり、海外でできた友達と連絡したりするのも、今やSNSが主流となっていますが、あなたは、FacebookのMessengerやWhatsApp, WeChat, LINEなどを使って、世界中とコミュニケーションすることはできますか?

今回はそのあたりのことをお話しようと思います。

emailという動詞の誕生

emailとはelectronic mailの略語です。 日本語では、そもそも、英語を直訳した「電子メール」と呼んでいましたが、最近ではそれも死語。普通にEメールと使いますよね。

このemailの誕生までは、世界中で手紙を書き、送るということが普通でした。

ちなみに、「手紙を書く」を英語にすると“write a letter” ですね。

そして、書いた手紙を「送る」ことを、“send a letter”といいます。

以前は、手紙を「書く」という動作と、書いた手紙を「送る」という動作は全く別の行為だと認識されていました。

しかし、技術の発達、特にITの発展にともなって、emailという伝達形式が誕生すると、“email”という言葉が次第に動詞として使われるようになり、「Eメールを書いて送る」という、今までの「書く」と「送る」という2つの動作がひとつにまとめられるようになってきました。

メールを書いた後、「送信」ボタンを押すだけで、遅くても数秒後には相手の手元に届くため、「送る」という動作が「書く」という動作に含まれてしまったのです。

このよく似た表現で、特にテキストメッセージの文化が強い海外では、“text”という動詞も頻繁に使われます。
例えば、「あとでテキストメールを送るよ」というのは、“I’ll text you later.” といいます。

他のテクノロジーの動詞もあるの?

昨今のテクノロジーの急速な発展で新たに生まれた動詞はその他にも多くあります。
そのなかでも有名な単語が“google”です。

本来、「google(グーグル)」は企業名ですが、ここの検索エンジンである“google”を世界中の人が使用するようになり、この単語が動詞として一般的に使われるようになったのです。

あなたも知っている、日本語の「ググる」という言葉です。

つまり、“google”とは、「グーグルで検索する」という意味をもち、例えば、I’ll google it.というように使用します。

最近では、“youtube”という言葉も動詞として使われ、You should youtube it.という風に使い、意味は「それをYoutubeで見たほうがいいよ」となります。

また、Facebookも当然、動詞として使われます。
例えば以下のような使われ方です。

Facebook me!     「facebookの友達に追加してよ」
I’ll facebook you.   「あなたをfacebookの友達に追加しておくよ」

Twitter やInstagramも同様に若い世代では頻繁に使われる動詞です。

例えば、日本語でも使われる「ツイートする」という表現は、英語ではI tweet.と言います。

また、中高生には必須なアイテム、Instagramも、You should Instagram it. (その写真をInstagramに載せるべきだよ)というような使い方をするのです。

コミュニケーションはスピードが大切!

以前までよく利用されていたEメールはゆっくりと時間をかけて文章を書けるものでしたが、SNSやチャットがコミュニケーション手段として主流になってくると、瞬時に言いたいことを伝え、言葉のキャッチボールをしなくてはならなくなりました。

そのため、いままでのように単語の全てのつづりをタイプしていると、時間的に大きなロスが発生するため、チャットなどでは、同音を省略したり、頭文字だけを使用する新しい省略表現が生まれてきました。

例えば、“you too”“u2″ と表記したり、
“no problem” “np” と表記したりします。

このような短縮形の表現で、よく使用するものを知っておくと、今後のコミュニケーションで非常に役に立ちます。

そこで、以下に有名な省略表現をご紹介します。

●How about you? ➡ how bout u?
●How are you? ➡ how r u?
●your ➡ ur
●before ➡ B4
●for you ➡ 4u
●great ➡ gr8
●by the way ➡ btw
●later ➡ ltr
●see you later ➡ c u ltr
●please ➡ pls
●tomorrow ➡ tmrw