タイの家賃事情!スクムビットエリアは家族での赴任が増加!

(記事提供:タイ自由ランド

家族を伴っての赴任、駐在員が増加傾向!

ここ数年、タイに赴任する駐在員は、企業の経費削減により、単身者の割合が増え、プラカノンやオンヌットには、日本人単身者向けの食堂や居酒屋が集まってきました。
ところが、地元の日系不動産によると、最近は家族を伴っての赴任が再び増加してきているようです。

家族で住むとなると、やはり日本人が生活するには非常に便利なスクムビットエリアが圧倒的な人気だそうで、実際、日系不動産が日本人に賃貸仲介を行う中で、バンコク地区での仲介の90%がスクムビットに集中しているとのことです
アソーク周辺には、商社系に勤務し、インター校へ通わせる子供を持つ家族が多く、日本人学校へ通う子供がいる家族は、トンローかプロンポンという、スクムビットの中でも通学の利便性が高い住宅エリアに多いようです。

日系不動産によると、仲介する賃貸の顧客は、駐在員が9割ほどで、残り1割がロングステイヤーと現地採用者ということです。

住むのならアパート?コンドミニアム?サービスアパート?

賃貸物件には通常、コンドミニアム、アパート、サービスアパートの3種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

家族に人気なのはアパートで、建物ひとつがワンオーナーなので、部屋のトラブルがあっても、対応が早いのが特徴です。コンドミニアムだと、不具合があった時、対応に時間がかかることが多いため、家族向けではないかもしれません。
プロンポンやトンローでは、住人のほとんどが日本人というアパートもあり、敷地内の告知がすべて日本語だったり、オーナーが日本人好みの間取りや住環境を配慮していたりと、海外で初めて生活する人でも快適に過ごせるのが利点でしょう。

スクンビットのアパートは築年数がたっているものが多く、大半が家族向けで、駅から離れたところにあります。電気代・水道代は、通常の電力会社等の請求に利益をのせて請求されるため、高めになります。

コンドミニアムは、いわゆる分譲マンションで、オーナーが賃貸にいる物件で、駅近や新築、築浅物件が多いのが特徴です。ほぼ投資物件なので、ワンベッドルームが多く、家族向けの物件は少なめです。コンドミニアムの魅力は、やはりプールやフィットネスジムなど豪華な設備が充実している点ではないでしょうか。日本ではなかなか住めない高級感を味わうことができるので、単身者にとっては魅力的だと言えます。

サービスアパートは、ホテルとの併設が多く、サービス・設備が充実していて、セキュリティも万全で、比較的、駅から近い場所にあります。サービス代が含まれるために、当然料金は割高で、最近はさらに値上がり傾向だそうです。

駐在員家賃の平均は? 家族向けと単身者向け家賃

地元の日系不動産によると、最近の賃貸の1カ月の平均予算は、家族が6~8万パーツ(約21~28万円)、単身者が4~6万バーツ(約14~21万円)とのことで、タイの平均年収が115万円、平均月収が11万円だと考えると、超高額です。

物件選びで日本人の誰もが最もこだわるのは「間取り」よりも「立地」だとのこと。家族だと近くにスーパーがあるか、子供の学校へ通いやすいか、郊外へ通勤する人だと高速の入り口から近いかなど、優先順位は人により変わりますが、物件の決め手はやはり「立地」だそうです。また多くの人が近くで工事をしているか、これから工事が始まるかという情報を非常に気にします。また、スクムビッドでは雨が降ると洪水になりやすい場所もあり、物件周辺の洪水を心配する声も時々あります。しかし、現在では洪水はほとんどなくなってきています。

2番目にこだわるのは「広さときれいさ」だとのことです。高層階のパノラマビューを好む人もいますが、早朝に出勤し、深夜に帰宅する単身者にとっては、景色はあまり気にしないそうです。

賃貸物件よりも販売物件の問い合せが増加?

最近は、賃貸だけでなく販売物件に関する問い合わせも、徐々に増えてきているといいます。自分で住むのではなく、あくまでも投資のために購入する人がほとんどで、地元の日系不動産では、それらの日本人オーナーに、日本人のテナントをつけ、自分たちが物件管理を行うという、全て日本人でまかなう投資プランを勧めているようです。
このプランのメリットは、不安が伴う海外不動産投資をすべて日本語で行えることと、テナントも管理業者も日本人であるため、安心感があることです。
フィリピンやベトナム、カンボジアへの不動産投資も近年は注目を浴びていますが、日本人在住者がバンコクのように多くはないため、日本人テナントを探しにくいのが現状のようです。
それに対し、スクムビッドは、世界屈指の日本人居住区であるため、オーナー、テナント、管理業者全てが日本人という形を作りやすく、投資物件を購入後も、地元不動産がテナント探しまで、全部面倒を見てくれるので安心です。

現在、スクムビッドでの賃貸投資向け物件は、平米20万パーツ(約70万円)以上が相場になっており、高騰しています。 1ベッドルームだと、1000万バーツ(約3500万円)以上が普通です。 そのため、スクムビッドでは高すぎて手がでないという人は、日本人単身者の需要が増えているプラカノンやオンヌットの駅近物件が狙い目だそうです。

あなたもタイで物件を購入しませんか?。

記事提供:タイ自由ランド https://jiyuland.com/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする