夏休みを利用して留学するなら?目的別のおすすめ国

夏休みを使って海外留学で一気に英語力を伸ばしてみたいという人も多いのではないでしょうか?
特に大学生は長期な休みをうまく利用すれば、短期留学するチャンスです。

しかし、効率的に留学で英語力を伸ばすには、自分に合う国の選択と英語の準備が必要です。

今回は目的別に人気のある留学先をご紹介します。

費用重視! 英語力を集中的に伸ばしたいコスパ優先の人にはフィリピン留学

ここ5~6年で日本人留学生が10倍近くに増えたと言われているのがフィリピンです。
なぜフィリピン留学は人気が高いのかと言いますと、その圧倒的なコストパフォーマンスが第一に挙げられます。
欧米やオセアニアなど人気の高い英語圏は、航空券・ホームステイ代・学校の授業料・保険なども含めると、
総額で1ヶ月50~60万円はします。それに対し、フィリピンの場合、一日3食付きで総額1ヶ月30万円前後で全てをまかなえます。
留学費用を半分ほどまで安くできるのです。

また、圧倒的なスパルタレッスンもその魅力のひとつです。
他の英語圏では平均週20時間ほどのレッスンとなりますが、フィリピンは平均週40時間ほどのレッスン時間となります。
学校によっては週50時間ほどのレッスンがある超スパルタ校と言われる学校もあります。
しかもレッスンの大半がマンツーマン、もしくは少人数制授業で英語漬けの毎日を送る事ができます。

フィリピン留学のデメリットとしては、多国籍な学校が少ないこと。生徒の大半は日本人と韓国人です。
また、留学=ホームステイ滞在と思っている人にとって、フィリピン留学は全寮制になっているためイメージが異なる場合があります。

とにかく費用重視で一気に英語力を伸ばしたい人にとってはおすすめの国です。

季節が真逆。冬だからお得な留学ができる穴場!オーストラリア・ニュージーランド

留学で人気の国オーストラリア、ニュージーランドがあるオセアニアは南半球に位置しているため、日本の夏は、季節が逆で真冬になります。
あえてこの時期に留学すると大きなメリットが一つあります。
それは航空券が比較的安いということです。
夏のピークシーズンはどの国へ行っても航空券が高いのですが、
季節が反対のオセアニアはオフシーズンとなるため、航空券が安く手に入るのです。
加えて、ニュージーランドであれば少し山の方へ行けば、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが楽しめます。
夏にウィンタースポーツもなかなか貴重な体験ですよね。

また、オーストラリア北部の都市ケアンズは熱帯雨林気候のため、年中Tシャツで過ごせます。
せっかくなので暖かい気候で過ごしたいという人はおすすめの都市です。

やっぱり夏をEnjoyしたい!カナダ・アメリカ・イギリス

カナダ、アメリカ、イギリスの欧米圏は夏真っ盛りのベストシーズン!
日も長く、明るい時間帯が多いので、憧れの観光地をゆっくり楽しむ事ができます。

カナダとアメリカであれば、都市によっては2ヶ国留学も可能です。
例えばトロント~ニューヨークあたりだと週末移動して、1泊旅行も気軽に楽しめます。
イギリスであれば、大英博物館などは無料で見学できます。

この3ヶ国はとにかく憧れる!という人が多いです。
せっかくですから年間で最も良い時期に、憧れの国で留学をしてみるというのは一生の思い出になるのではないでしょうか。

日本人の少ない国で留学したい! マルタ・アイルランド

留学でメジャーな国はどうしても日本人留学生が多くなります。
特に夏休みシーズンになると、時期的に増えてしまいます。
そこで、あえてマイナーな国に飛び込んでみるというのはどうでしょうか?
おすすめは地中海のリゾート地マルタ、そして妖精が住む国と言われているアイルランドです。

マルタは海がきれいでリラックスできるイタリアの先の方にある小さな島です。
スキューバーダイビングなども楽しめ、ヨーロピアンの留学生が多いです。

アイルランドはまるでおとぎ話みたいなかわいらしい独特の街並みと人懐っこいアイルランド人家庭でのホームステイも楽しめます。
できる限り日本人が周りにいない環境を求める人にはおすすめの国です。

留学前の英語の準備

周りが英語環境でない私達は、急に英語のみの生活になると、どうしていいか分からなくなってしまいます。
せっかくの限られた夏休みの留学ですから、少しの時間も無駄にしたくありませんよね。

とは言え、日本での短い準備期間で急激に英語力を伸ばすのは至難の業です。

そこで、最低限やっておくとよいのが2つあります。

1つは中学英語の総復習です。
ここに時間をかける必要はありません。海外でも会話のベースは中学英語のレベルで構成されていることが多いため、もし手に入るのであれば、中学の教科書でさらっと文法を見直しながら、音読していくことをお勧めします。 もし、CDなどから英文のネイティブ発音が聞けるのなら、それをリピーティングしたり、シャドーイングしたりして、できるだけ真似をしてみてください。

そしてもう1つは英語のリスニングとスピーキングに慣れることです。
大好きな洋画を何度も観まくって、好きな表現を抜き出して覚えていっても良いですし、とにかく音から表現や単語をできるだけインプットすることに心がけてください。 音声からインプットすることが必須です。
そして、そのインプットした音をアウトプットすることも行ってください。 一人でぶつぶつ口に出してみるのだけでもよいですし、オンライン英会話を利用して、短期集中でアウトプットの練習をするのもよいでしょう。

とにかく、この2つを最低限抑えておけば、「留学前に勉強しておけば良かった!」というような悲しい気持ちにはならなくて済みます。

あとは、悔いのない思いで深い夏になるように、留学を全力で楽しみましょう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする