皆さんはお酒が好きですか?
旅行や留学中は気持ちも大きくなって、ついついたくさん飲んでしまうという方も多いのではないでしょうか?
でもちょっと待ってください!
海外では飲酒のルールが違う国もあり、ハメを外して飲んでいると大変な目にあうことがあります。
今回は海外での飲酒のルールと注意点をご紹介します。
目次
◎国ごとの飲酒できる年齢
◎飲酒が禁じられている国・注意が必要な国
◎無理にお酒を勧められたら?
◎海外でよくあるお酒トラブル
◎まとめ
国ごとの飲酒できる年齢
日本では飲酒は20歳からと法律で決められていますが、海外では国ごとに異なります。
日本より早く、16〜18歳から飲酒が認められている国も多いですが、アメリカは州によっては21歳からと、日本より遅い場合もあります。
当然、認められていない年齢での飲酒はその国の法律により罰せられるので注意しましょう。
[国ごとの飲酒が認められている年齢]
アメリカ・・・21歳(州や飲酒場所によって制限がある)
イギリス・・・発酵酒:16歳/蒸留酒:18歳/MPA:18歳
カナダ・・・19歳(州によって異なる)
フランス・・・発酵酒:16歳/蒸留酒:18歳
イタリア・・・16歳
ドイツ・・・発酵酒:16歳/蒸留酒:18歳
オーストリア・・・15〜18歳(州によって異なる)
マルタ・・・16歳
スペイン・・・16歳(州によって18歳)
アイルランド・・・18歳
ニュージーランド・・・18歳
オーストラリア・・・18歳
フィリピン・・・18歳
マレーシア・・・21歳
飲酒が禁じられている国・注意が必要な国
世界にはお酒を飲む習慣がない国があるので注意しましょう。
特にイスラム教徒はお酒を飲まないので、たとえ法律で禁じられていない国でも公共の場所での飲酒は控えましょう。
一部のイスラム教国では飲酒が禁止されていますが、中でも厳しいのがサウジアラビア。
強制送還など、非常に重い罰則が与えられる場合があるので、絶対に控えましょう。
ドバイ、モルディブ、バリ島(インドネシア)などの観光が盛んな国でもお酒には注意が必要です。
イスラム教徒である現地人はお酒を飲まない人が多いので、ホテルや観光客向けのレストランで楽しむようにしましょう。
アメリカも州によってはお酒の販売を禁止している時間帯があるので注意が必要です。
無理にお酒を勧められたら?
海外のバーなどでは現地人がお酒を勧めてくることがよくありますが、酔わせされて窃盗や暴行を受けた、という被害もよく聞きます。
最初はフレンドリーでいい人に見えても、実は相手の作戦ということもあるので注意しましょう。
バーや酒場にはパスポートや大金、貴重品を持っていかないようにしましょう。
海外でよくあるお酒トラブル
海外に限ったことではありませんが、お酒にまつわるトラブルはよくあります。
いつも以上に注意しましょう。
◎置き引き、窃盗
◎ぼったくり被害
◎転倒などによる怪我
◎公共の場所で飲酒して注意を受ける
◎飲み慣れていないお酒による急性アルコール中毒
◎寝坊で飛行機を逃す、学校に遅れる
まとめ
日本でもお酒で失敗する方はよくいますが、慣れない海外では大変な事件に巻き込まれかねません。
だからと言って、お酒が好きなのに全く飲まないというのも寂しいですが、せっかくの旅行や留学を台無しにしないためにも、ルールを守って適度に飲みましょう。