ハワイに行こう!その前に、知っておきたいハワイの言葉!

ゴールデンウィークやシルバーウィーク、そしてお盆休みや年始年末に疲れた体を休めたい。
そんなときに、常夏のハワイへ出かける人も多いのではないでしょうか。

ハワイはアメリカ合衆国のひとつの州ではありますが、その文化は独特で、非常に趣深い場所です。 しいて言えば、沖縄が日本のひとつの県でありながら、独特な素晴らしい文化を持っているのと同じように。

ちなみに、ハワイにいる日系人の多くが沖縄県出身だと思われている人も多いのですが、実は全体の1割程度でしかなく、山口県や広島県出身の人が5割も占めているんです。

そんなハワイの文化について、今回は少しお伝えしたいと思いますが、少し視点を変えて、ハワイ文化を語るには、ハワイ語を理解してもらった方がよりしっくりくると思われますので、言葉から文化を知っていただきたいと思います。

もし少しでも興味があって、ハワイ語を覚えたらならば、今度ハワイに行った時には、ローカルの友達ができるかもしれませんよ。

ハワイ語の表記と発音について

現在使われているハワイ語は、5つの母音と7つの子音からなるアルファベット、オキナと呼ばれる吃音(きつおん)を表す記号の計13文字で表記されています。
それに加えて、カハコーと呼ばれる記号があり、これは音を強調し、少し長めに発音する時に使います。

「‘ 」(オキナ)と「 ¯ 」(カハコー)を付けるか付けないかによって、言葉の意味が変わります。
そのため、ハワイ語を発音する時には大変重要な記号といえます。

例えば、onoは「魚の名」ですが‘onoは「おいしい」となります。
また、kauは「置く」ですが、kāuは「あなたの」という意味になるのです。

さて、ハワイ語の発音ですが、母音は「A・I・U・E・O」の5つです。
そして、子音は「H・K・L・M・N・P・W」の7つから成ります。

この子音と母音を組み合わせて、オキナ「‘」やカハコ「-」を使い単語を作っていきます。

発音はアルファベット読みのため、日本人でも読みやすいのが特徴です。
ハワイ語すべてに「愛」が込められているので、言葉の通常の意味よりも、気持ちや感情を含んだ単語が多くなっています。

そのため、それぞれの単語の意味を完全に理解するには難しいかもしれません。
それでも、すべてのハワイ語に含まれている感情は、「愛」だと覚えておいてください。
これが非常に大切なことなのです。

よく使われるハワイ語と意味を知ろう!

●ALOHA(アロハ)

ご存知かと思いますが、英語で言うところのHalloの意味を持つのがAlohaです。
ハワイに到着したら、よく耳にしますよね。

このAlohaには、Hallo以外にもGood morning.やNice to meet you.など、ありとあらゆるシチュエーションで使われる言葉として登場頻度がかなり高いのが特徴です。

街ゆく人にAlohaと声をかけられたときは、躊躇せずにAlohaと返事をしてみてくださいね。
みんなが笑顔になれる魔法のワードです。

●LOKAHI(ロカヒ)

このLOKAHIという単語は、英語で表すのが非常に難しい言葉です。
近い意味としては、調和・絆・友愛などが挙げられます。
人との関係や絆・つながりを大切にしたいという気持ちが単語になったのです。
ハワイに住んでいる人たちが、日々生活を送る上で大切にしていること、それがLOKAHIなのかもしれません。

●LOKOMAIKAI(ロコマイカイ)

friendly・kindなどの意味が込められている単語です。
人に対して寛大でなければならない・優雅な人間でなければならないという意味が含まれています。

他人への思いやりを忘れない人であるという決心が、この言葉に込められているのです。

●OHANA(オハナ)

精神的に支えあえる仲間、それを表す言葉です。
血縁者だけを指すわけではなく、心の底から信頼できる仲間をたくさん持っているハワイの人たちらしい言葉ではないでしょうか。

ハワイに行って、たくさん人とつながれば、おそらく、この言葉の意味を理解することができるでしょう。

●MAHALO(マハロ)

Good-byeの意味をもつ単語になります。
決して「もう二度と会いません」という意味ではなく、「また会いましょう」「いってらっしゃい」という意味が含まれています。

ハワイには出会った人はみんなが友達と言う空気が流れています。
そんな穏やかさを知ることができる言葉です。

●KANE(カネ)

この単語の意味はman/husbandという意味で使われます。
男性を指すmanはもちろんのこと、夫と言う意味でも用いられることが特徴です。

どちらを指しているのかは、話の内容をくみ取りながら判断する以外には方法はないかもしれませんね。

●WAHINE(ワヒネ)

こちらはwoman/wifeを指す言葉として、ハワイでは親しまれています。
男性の時と同様、女性を示すとき、妻を示すとき両方で使われている単語です。
どちらの意味で使われているのかは、やはり話の内容から察知するしかないようです。

よく使われる熟語編

●Holo i mua (ホロ・イ・ムア)

Holo(歩く)+I mua(前)という意味の熟語です。
どんな状況に身を置かれたとしても、常に前を向いて進んでいこうという意味です。

自分自身を説得するだけでなく、少し自信を無くしている人にもかけたい言葉ですよね。

●Aloha nui loa(アロハ・ヌイ・ロア)

Aloha(愛)+nui loa(たくさん)という意味から、「たくさんの愛情」という意味を持っています。

たくさんの愛情をあなたにあげるという意味や、手紙などの最後に添える言葉としても人気があります。

一言プラスするときに、便利な愛情表現の言葉でもあります。

●e komo mai(エ・コモ・マイ)

(参照:https://www.alohaoutlet.com)

ディズニー映画の「リロ&スティッチ」にも登場したこの言葉で、ハワイに到着した時に聞くことができるかもしれませ。

意味は「ようこそ!」です。

この「エ・コモ・マイ」に先ほど紹介したAlohaを加えれば、「こんにちは、ようこそ!」と愛情満ちた迎えの言葉になるのです。

ハワイの文化が教える「問題解決方法」

ハワイにある伝統的な言葉、「ホ・オポノポノ」を聞いたことがないでしょうか。
日々ある言葉を唱えることによって、現在抱えている不安や悩みが解消されるという考え方です。

その4つの言葉、それは「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」です。
誤りを修正し、正しい道を示してくれる言葉としてハワイでは非常に重要な言葉として、受け継がれています。

まとめ

いかがでしたか。
ハワイ語は感性から造られている言語です。
そのため、言葉ひとつひとつが、非常に感慨深いのです。

毎日の生活に感謝をすることを第一に考えるハワイの文化。
ハワイに行けば、日本での喧騒を少し忘れることができるかもしれませんね。

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