海外で就職するために必須!CVの基本的な書き方

海外で仕事をしたいと考えていて、何が必要かを調べたことのある人はCVという単語を目にしたことがあるのではないでしょうか。

CV(curriculum vitaeの略)とは日本語で言う履歴書にあたるイギリス英語です。
アメリカでは就職の際の履歴書は resumeと呼ばれており、それ以外の国ではCVと呼ばれています。

日本の履歴書はコンビニなどで専用の用紙が売られていたり、テンプレートがあったりと記入する内容は決まっています。
それに対してCVは自分で作るものなので、絶対これでないといけないという規定がありません。
そのため、初めてCVを書く際には何を書けばいいのか、どのように書けばいいのかとても迷うと思います。

そこで、今回はこのCVについて、どのような内容を記載すべきか、どのような書き方をよくするのかについてご紹介したいと思います。

CVに記載する項目は?

日本のように、決まったフォーマットはありませんが、以下の項目はCVには欠かせません。

・氏名
・連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)
・Personal statement(自分にできること、達成したいことなどを短くまとめた文)
・Education(学歴)
・Employment history(職歴)
・Key skills(重要となるスキル)
・Qualifications(資格)
・References(身元照会人)

どのような順番でこれらの項目について書いていくのかについては、応募先の採用者の目に留まりやすい順、最もアピールできる順で書きます。
そのため、就職のためのCVは、受けるポジションに最も関係のある内容を先に記載すべきです。

分量としてはすべてがA4用紙に1~2ページ以内に収まるようにしましょう。

具体的な内容・書き方

氏名、連絡先は迷うことはないと思いますが、それ以外はどのように書くのか、慣れていないとなかなか難しいものです。

<Personal statement>
ここは文章で書き、自分の性格や持っているスキル、資格などがどのようにその仕事で生かせるかについて簡潔に書きます。
また、その仕事において成し遂げたいことなどについても簡潔に書きます。

例えば・・・
I am an excellent team player (私は共同での仕事が大変得意です)
I am highly competent in… (私は・・・に優れています)
I have experience in …(・・・の経験があります)
I have a range of … (私にはさまざまな・・・があります)
I am seeking … (・・・をしたいと思っています)

このような表現を使いながら、その職場に自分がいかに利益をもたらすことができるのかについて
効果的かつ簡潔にまとめて書きます。

<Education>
入学・卒業年、大学名、学部・学科、卒業の際の成績、主な専攻科目などを簡潔にまとめます。
一番最近のことから(上から)書きます。

例えば・・・
Education
2014- 2018 University of …, BA Environmental Management (2:1)
(2014年~2018年 ・・・大学、学士 環境マネージメント、成績)
Modules: Sustainable environments, Applied Environmental Science…
(モジュール:持続可能な環境、応用環境科学・・・)

卒業した学校が応募先の国とは違う場合は、どこの国の学校であるかも明記するとよいです。
また、大学の成績(GPA)を記載しておくのも良いですね。

<Employment history>
これも学歴と同様に一番最近のものから記載し、書き方の例としては・・・
Employment history
May 2016 – October 2018. Marketing Assistant, ABC Corporation, Tokyo, Japan
(2016年5月~2018年10月。マーケティングアシスタント、ABCコーポレーション、東京、日本)
このように期間、職種、会社名、所在地などの情報を簡潔にまとめます。

これに続けて・・・
– Developed new strategy for…
(・・・のための新たな戦略を開発した)
というように、具体的にこの職場でどのようなことを成し遂げたのかを簡潔に箇条書きにまとめましょう。

<Key skills>
応募先にアピールできるスキルを中心に簡潔に箇条書きにまとめます。

例えば・・・
Digital skills
(デジタルスキル)
– Experience of using various types of software such as …
(・・・などさまざまなソフトウェアを使った経験がある)
– Highly competent in online communications for …
(・・・のためのインターネットを利用したコミュニケーションに非常に長けている)

この他、仕事や研究内容に関連したスキル、コミュニケーションスキルなど、役立つスキルを持っていることを簡潔に伝えます。

<Qualifications>
応募先の求めている資格を持っている場合は、それが目立つように先に書きます。
資格を持っていることが応募条件となっている場合などは、CVの最初の方に記載するとよいです。

<References>
照会人(referee)については応募条件の中に具体的に照会人が必要か、どのような照会人が必要なのかが指定されていることがあります。

例えば、自分の職務上の資質について詳しく知っている人を何名のように指定されます。
このような場合は、前の職場の上司などに照会人となってもらうことが多く、家族は不可であることが多いです。

また照会人の名前、連絡先(勤め先などの住所・メールアドレス)のみを記載する場合もあれば、照会人からの推薦状を添付することを条件とされることもあります。

あるいは、照会人が必要であるということが応募条件に記載されていないこともあります。

そのような際は・・・
References
Available on request.
このように記載し、「要求があればいつでも照会人の連絡先を提出できますよ」とお知らせしておきます。

まとめ

CVは日本の履歴書と違い、応募先の求めている職歴、スキル、人物像などに合わせて記載する内容や書き方を変える必要があります。

今回挙げた項目は典型的なCVの例なので、この他にも、受賞歴が重要な職種などであれば、Awards(受賞歴)の項目を足すなど、必要に応じて記載項目を変えます。

A4用紙1~2ページなので、それほど多くの情報は書けません。
担当者の目に留まる、採用したいと思われるCVを書くためには、応募先やその競合についてのリサーチが大切です。
是非頑張って、魅力的なCVを完成させてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする