ドイツでワーホリを経験しよう!意外と知られていない魅力

ワーキングホリデーは今や、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏でよく活用され、
学生や一旦社会人を経験した人にも人気の制度となっています。
イギリスのような人気の国では、必然的に倍率が高くなるので抽選の結果落選したという声も多数聞かれます。

実は、意外と知られていないのですが、日本は英語圏の国も含めフランス、ドイツ、スペインなど
2018年8月時点で20カ国とワーキングホリデーの協定を結んでいます。

英語を習得するための期間にしたり、現地で就職先を探す期間にしたり、人により活用法は様々なこの制度。

しかも、実は魅力的なのに、知られていないが「ドイツでのワーキングホリデー」です。
例えばイギリスはワーキングホリデー受け入れ人数の上限が1000人であるのに対し、ドイツでは制限がありません
今回は、そんなドイツでのワーキングホリデーの魅力をご紹介します。

①英語が通じる

20代〜30代くらいのドイツ人にはほとんど英語は通じます。
そのため、ベルリンやハンブルグなどのインターナショナルな都市であれば、
ほぼ英語のみで生活できてしまいます
しかし、日本でもそうであるように、年齢が高くなればなるほど、
そして田舎へ行けば行くほど、英語が話せる人の割合は低くなります。

もちろんドイツ語が話せれば喜ばれますが、英語よりも文法がかなり複雑で習得が難しいのが難点です。
簡単なあいさつや数字程度は理解しておくとよいでしょう。
職種によっては英語だけで働けますので、英語圏以外の国では非常に働きやすい国なのです

②ヨーロッパの中心、各地へアクセス良好

せっかく長期間ヨーロッパに滞在するのなら、旅行も楽しみたいところです。
ドイツはヨーロッパでも中心に位置するため、フライトだけでなく長距離バスや
鉄道などを駆使して様々な国へ容易にアクセスできます
日本からはなかなか行く機会のないエストニアやポーランドなどの国へも
気軽に行けるのはとても嬉しいポイントです。

③旧東ドイツ側は生活費が安い

『旧東ドイツ』と聞いてもピンとこない方が多いかもしれませんが、
首都ベルリン、ライプツィヒやドレスデンといった東側の都市を指します
これらの地域は物価が安いことで有名です。

反対に、生活費がかかることで知られているのが
ミュンヘンやフランクフルトといった西ドイツの地域です。
これらの地域は歴史的に有名な商業や経済の中心となっていて、
現在でも経済的基盤がしっかりしている地域なので働いている人も比較的収入が多く、
それにともない生活費も高いのです。

ベルリンでは近頃、人口の急激な増加に伴って家賃が上がってきていますが、
それでもまだまだ南、西ドイツに比べると安価で済みます。

経済の基盤がない代わりに、スタートアップが盛り上がっているベルリン。
始まったばかりのプロジェクトにインターンなどで関わることのできる機会も多くあります
しかしそんなベルリンも人口が増えていて、
ドイツ人でさえ空き部屋を見つけるのに一苦労しているのです!

現在注目されているのは、ベルリンから電車で1時間ほどの場所にあるライプツィヒ
この都市は滝廉太郎や森鴎外が留学していたことでも有名で、
作曲家バッハ、メンデルスゾーン、シューマン、文豪ゲーテも住んだことのある都市です。
そんなライプツィヒは『第二のベルリン』であると言われています。
実際、ベルリンよりも家賃が安く、部屋も見つかりやすいので
ベルリンの人の多さにうんざりした人々が移り住んできています。
英語の通じやすさでいえばベルリンには劣ってしまうかもしれませんが、
穏やかで緑が多いのが特徴です。

④世界遺産の数

ドイツ国内の世界遺産は42個あり、イタリア、スペインなどに次いで世界5位の数の多さです。
美しい中世の街並みや古城がランクインしています。
ベルリンのような首都にも美しい建造物は多く残っていて、
例えば博物館島と呼ばれるミュージアムが集まった地域も世界遺産に登録されています。

⑤家や街並みが綺麗

日本の清潔で整頓された空間に慣れてしまっていると、ヨーロッパの先進国を旅行していても、
衛生面でがっかりすること、ありませんか?
そんなストレスをほとんど感じさせないのがドイツです。
清潔さは日本と変わらないほどで、綺麗好きな国民性があらゆる所でにじみ出ているのを感じます。

⑥多様性に寛大

ドイツでは『人の意見に同調する』ことよりも『自分の意見を主張する』ことが重要とされています。
日本人は議論を避けがちですよね。
ドイツ人は勤勉で真面目、日本人と似ているなんてイメージもあるので、
この部分は意外だと感じる方も多いかもしれません。

しかし、これは裏を返せば『他人の意見は他人のもの』として受け入れ慣れているということです。
特に若い世代となると、よりオープンな考えを持っています。
みんなそれぞれ、のびのびと生活している印象を受けます。

特にベルリンのような多国籍な都市では、この部分はかなり顕著に見受けられます。
誰が何をしていても、それでハッピーであれば気にしないのです。
日本にいるとなかなか感じられない雰囲気に、開放感を感じることは間違いありません。

まとめ

ドイツは、まずはヨーロッパで、英語の通じやすい国で生活してみたいという人にとっては
穴場ではないでしょうか。

ドイツのワーキングホリデーは31歳未満の方が申請できます。
(要項は変わる可能性がありますので、応募前に確認必須です。)

これを機に、挑戦されてみてはいかがでしょうか。

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