アメリカとイギリスの留学費用の比較!自分に合った留学先の見つけ方

アメリカとイギリスの違いはなに

自由の国アメリカで夢を叶えたい!紳士の国イギリスで優雅に時を過ごしたい!みなさんの理想の留学生活はどんな感じですか。どちらの国にもそれぞれ魅力があるでしょうが、果たして、自分にあった留学先はどちらでしょうか。両国のイメージはなんとなくわくけれど、具体的な違いがわからないままでは、いまいち決定打に欠けますよね。そこで今回は、アメリカ、イギリス両国の国民性や治安などをみていきましょう。また、留学費用についてもどちらが安いか比較していきます。

アメリカ

アメリカの国民性

アメリカの国民性といえば、みなさんどんなイメージを持ちますか。アメリカは、様々な人種や文化が混在している移民大国です。そのため、比較的、異人種に対して差別的な態度をとったり近寄りがたい雰囲気を出したりしてくる人は少ないです。むしろ、フレンドリーな人が多く、初対面の人とでも気兼ねなく会話を楽しむ傾向にあります。例えば、バス停で自分の後ろに立っていた人とたまたまコートが被ったという理由で会話が始まり、仲良くなる、なんてまるでアメリカ映画のワンシーンのような光景に出くわすことがことがよくあります。

しかし、それもこれも英語が喋れることが前提です。アメリカでは、異人種であろうと英語を喋れるのが当たり前、という感覚があると同時に、自分の意見をはっきりと言うことが美徳とされています。そのため、英語が話せないからという理由で意見を言わないでいると、「自分がない人」とみなされてしまう可能性があります。意見を求められるような場面に出くわしたら、片言でもいいので自分の意見を言ってみましょう。

アメリカの留学費用

さて、気になるアメリカの留学費用ですが、どちらかというとイギリスよりも高めに設定されています。と言っても実際、アメリカの場合は、州ごとによってかなり開きがあります。アメリカの大学は、その州以外の出身の人とその州に住んで税金を納めていた人で学費が違うのです。留学生は、もちろん州以外の出身者に当てはまりますが、その学費は州が決めているので安い州もあれば、高い州もあります。そのため、自分がどの州の大学に行きたいか決めてから調べる必要があります。また、アメリカでは日本のように国立大学と私立大学があり、どちらに行くかによってまた費用が変わるので注意が必要です。

イギリス

イギリスの国民性

続いてイギリスです。イギリスといえば優雅な英国紳士を連想する人も多いんじゃないでしょうか。実際、イギリスは階級社会なため、アメリカよりも差別意識があります。しかし、階級を気にするのはイギリス人同士の間のみであるため、留学生は基本的にお客様として迎え入れられる傾向にあります。よって、比較的親切にされることが多いです。さらに、しっかりと規律を守るおおらかな人が多いため、日本人には馴染みやすいかもしれません。また、イギリスは治安がとても良いのも魅力のひとつです。外出のたびに荷物を気遣って気を張る、なんていう必要はありません。もちろん、ある程度の緊張感は必要ですが、治安の良い環境に慣れている日本人にとっては、嬉しいことこの上ないですね。

イギリスの留学費用

それでは、イギリスの留学費用はどんな感じなのでしょうか。イギリスの大学は、アメリカと違ってほとんどが国立大学です。そのため、アメリカのように大学によって学費に差がある、なんていうことはありません。また、注意していただきたいのはアメリカの大学が4年制なのに対し、イギリスの大学は3年制だということです。つまり、アメリカの大学はイギリスの大学よりも払っている学費が1年分多いことになります。そうするとイギリスの大学に通えば1年分学費を払う必要がないため、イギリスの大学のほうが安いということになるのです。

あなたに合うのはどっち

アメリカとイギリスでは、キャンパスライフもまるで違います。アメリカの大学は、キャンパス内に寮があるため、勉強から生活までがキャンパス内で済んでしまいます。また、寮はシェアハウスタイプのため、ルームメイトとお菓子パーティーをしたり夜遅くまで語り合ったりするなど、まるで修学旅行のような雰囲気が楽しめます。

一方イギリスの大学の寮は、郊外にあるものから都心にあるものまで様々です。また、基本的に一人ひとりに部屋が与えられます。しかし、どの寮を選択しても交通の便は良いため、通学に何時間もかかる、なんて事態は起こらないので安心してください。また、交通費も安いため比較的いろんなところに遊びに行けるのも魅力的です。

まとめ

アメリカとイギリス、どちらも留学生に人気の国ですが、国民性や文化はまるで違います。それぞれに魅力があり、どちらの国にするか迷ってしまいますね。刺激的で活力溢れるアメリカにするか、穏やかで優雅なイギリスにするか、非常に難しい選択です。留学費用や国民性を考慮しながら、自分が送りたい留学生活を実現させるにはどちらの国がピッタリなのかどうかをじっくりと考えてみてください。

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