マルタ留学が気になったらまず読もう!短期留学の費用と持ち物

ヨーロッパにあるリゾート地として有名なマルタで短期留学をする場合に、必要な費用や持ち物について紹介します。

短期留学と言っても数週間から3か月と期間に幅がありますが、今回は3か月の短期留学を前提に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

マルタへの短期留学の費用は?

日本~マルタの渡航費

まず、マルタへの飛行機代ですが、往復で8万円から25万円くらいかかります。日本からマルタ間の直行便が無いので、ヨーロッパにある主要都市を経由して向かわなければなりません。そして、料金についてはゴールデンウィークや夏休みなどのハイシーズンは高くなります。ただし、オフシーズンであれば往復10万円以下でチケットを手に入れられる場合もあるため、必要な費用には開きが生じるのです。
また、マルタまでの所要時間は、乗り継ぎ便の待ち時間を入れると1日以上かかることがあるので、その待ち時間を使ってヨーロッパ観光をする人も多いです。観光もする場合はそれに関する費用も見積もっておきましょう。ちなみに、ヨーロッパの主要都市間の移動は数時間しかかからず交通費も安いです。

マルタ留学に必要なビザ

続いては、ビザに関する費用です。マルタで3か月以上の留学をするには、ビザの取得が必要となります。そして、ビザの取得をする場合はマルタ入国後に学生許可証の取得申請をしなくてはいけません。その申請費用は、66ユーロ(約1万円)です。さらに、ビザの取得には保険の加入が必須となりますので、その保険に日本で加入すると1か月あたり1万円から3万円が必要になってくるでしょう。ちなみに、保険料を抑えたい場合はマルタ入国後に現地で加入する方法もあります。

パスポートはお持ちですか?

次に、海外へ行くために必要なパスポートを取得していない場合は、新規で取得しなければなりません。パスポートの有効期限には5年間と10年間があり、10年間のパスポートが取得できるのは20歳以上となります。現在の年齢が20歳以上で今後も頻繁に海外へ渡航するつもりであれば、有効期限が10年間のパスポートを取得するのがオススメです。費用については、申請に必要な添付書類などの雑費を含めて、10年間有効なものは2万円程度、5年間であれば1万5千円もあれば十分でしょう。

マルタ留学の学費

続いて学費については、短期の語学学校の場合で、1か月あたり6万円から20万円くらいの費用がかかります。しかし、繁忙期にはさらに料金が加算される場合があるので覚えておく必要があるでしょう。夏に留学すると料金がやや高くなると考えておいた方が良いです。それ以外にも、学校によっては留学前に健康診断が必要なことがあります。日本で健康診断を受けると2万円から4万円くらいかかりますが、マルタで受診を求められることもあるので、詳細については学校によく確認しましょう。

マルタ留学の滞在費・生活費

次に、宿泊や生活にかかる費用についてです。宿泊先には、ホームステイや学生寮、アパートなどがあり、中にはホテルに滞在する人もいます。かかる費用は、ホームステイで1週間当たり3万円から4万5千円くらい(朝晩の食事付き)、アパートや学生寮で1週間当たり1万4千円から2万7千円となります。
マルタは物価が安いため、食費は1か月あたり3万円から5万円程度かかるでしょう。特に野菜や果物が安いので、できるだけ費用を安く済ませたいと考えるのであれば、マルタや近隣の国の食材で自炊することをオススメします。また、交通費や日用品にかかる代金は合わせて1か月あたり2万円から3万円くらいです。マルタは国土の面積が小さく、主な移動手段がバスのため、交通費が安く済むのです。ちなみに運賃は片道200円くらい。7日間有効の乗り放題チケットを購入すると三千円くらいになります。

マルタへの短期留学に必要な持ち物は?

マルタ留学に必要な持ち物について順に紹介していきます。

コピーも忘れずに!

まず、挙げられるのがパスポートとパスポートのコピーです。パスポートの残存有効期間は、マルタ入国時に90日間以上なくてはいけません。そして、パスポートの紛失に備えてコピーも用意しておきましょう。

航空券は、原則として往復分が必要です。なお、Eチケットの場合はコピーを持参しましょう。また、3か月以上の留学の場合、学生ビザの関連書類も用意しなくてはいけません。さらに、空港出迎えサービスを利用する場合、出迎えてくれる場所や緊急連絡先が記載されている案内書類をプリントアウトして持参しましょう。マルタ入国時に必要な書類としては、宿泊先について記載された書類が挙げられます。入国カードに、宿泊先について書く欄があるためです。忘れないようにプリントアウトして、手荷物に入れておきましょう。さらに、学生ビザの場合は、入学許可証も入国時に提示を求められる場合があります。

海外留学保険はマスト!

海外留学(旅行)保険は、保険証書の携帯が無いと保険が適用されない場合があるので、必ず英語表記の保険契約証を持参しましょう。現金は、現地でも両替できます。しかし、前もって日本で1万円から2万円分くらい両替しておくといざと言う時に安心です。
なお、買い物については多くの店でクレジットカードが使えるので1枚は持参しましょう。さらにPlusかCirrusマークの付いた国際キャッシュカードがあれば、手数料はかかりますが現地ATMでの出金ができます。

また、英語表記の残高証明書も必要です。さらに可能であれば金額をユーロ表記にして、無理であれば学校に確認の上でユーロに計算し直した別紙を準備します。証明書作成のために口座に必要な残高は、宿泊先の料金を支払い済みの場合は1日あたり25ユーロで滞在日数分以上の金額、料金が後払いの場合は1日当たり48ユーロで滞在日数分以上の金額がなくてはいけません。

通信機器・便利グッズ

その他、スマートフォンやノートパソコンかタブレット端末、ポケットWiFi、電子辞書、カメラ(スマートフォンのカメラ機能でも可)などの電子機器も持って行くと役立ちます。それ以外にも、コンセント変換プラグ、延長コード、変圧器、スマートフォンやパソコンなどの充電器、モバイルバッテリーなども必要でしょう。あとは、 勉強道具、日用品、衣類などを持参する必要があります。

まとめ

今回は、マルタへの短期留学に必要な費用と持ち物について紹介しました。渡航費、ビザ、パスポート、保険、学費、滞在費などさまざまな費用がかかりますが、ヨーロッパ圏の中では比較的物価が安めのマルタ。リゾート地なのでヨーロッパ各国から集まってくる観光客や留学生とコミュニケーションを取れるのも刺激的な経験ですよね。

持って行くべきものも考慮に入れて、ぜひ充実した留学プランを立ててみてください。

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