まず知ろう!アメリカ留学で節約できる所とできない所

アメリカへ留学する際、少しでも費用は安く抑えたいですよね。異国の地で文化も慣習も違う中どれくらいの費用で生活出来るのか、予想は出来ても実際のところは現地で生活してみて初めて分かる部分も多いものです。不測の事態は起こり得るものですし、予算に余裕がある方が良いに越したことはありません。

節約出来るところと出来ないところがあると知ろう!

そこで知っておきたいのは、やはり節約出来る部分と出来ない部分があるということです。節約出来ない部分でいくら工夫をしようと思っても打つ手はありませんよね。それよりも節約出来る部分を知り、自分に合った方法を探す方がよっぽど効果的です。そのためにもどこは節約出来てどこは難しいのか、しっかりと抑えておきましょう。

留学にかかる費用は大まかに

1)渡航費

2)生活費

3)学費

の3つが挙げられます。それぞれに節約のためのポイントはありますが、状況によっては難しい場合もあります。中でも学費や入学のタイミングなどは固定され、決められていることも多いですから、留学先の学校が決まっている場合にはどうしようもないこともあるでしょう。

その点、生活費は他の2つに比べ、大きく節約するための工夫がし易い部分と言えるかもしれません。ただし、節約を頑張った結果、学業が疎かになっては本末転倒ですので、無理のない範囲で出来るものを取り入れることが大切です。

渡航費の節約ポイント

渡航費を節約するポイントとしてはやはり繁忙期を外し、閑散期に利用することです。同じ航空会社の便を使っても、ハイシーズンとローシーズンでは航空券の価格は変わって来ます。値段は混雑具合がダイレクトに反映される部分ですから、閑散期の安い時を利用することが欠かせません。

また、格安航空券を利用することで費用を抑えることも可能です。特に必要なものを予め宅急便などで現地に送り、手荷物が少ない場合にはピッタリと言えます。

尚、学校の入学時期や入学前のオリエンテーションなどで日時が指定されている場合、繁忙期の渡航を余儀なくされることもあります。そういった場合には、出来るだけ早めに予約を押さえることが大切です。上手く行けば早割などを利用し、節約出来る可能性が出てきます。渡航まで時間がなくバタバタしてしまう程、節約は難しくなりますので、時間に余裕を持らせることを心がけましょう。

生活費の節約ポイント

現地での生活費で大きなものといえば、やはり住居費です。どういった形で生活するのかで費用も変わって来ますが、生活費の中でも大きな割合を占めるのは間違いありません。学校の寮やアパート、ホームステイなど様々な形がありますが、州や居住地域の生活水準によっても値段が変わって来ますので、しっかりと確認することが大切です。

特に学校の寮などは人数制限もありますし、値段交渉は出来ない場合が多いので、節約したい場合には他の滞在方法を考えることも一つの手です。また、ルームシェアは比較的費用を抑えやすいと言えますが、他人と暮らすことにストレスを感じてしまう人にとっては向いていません。安さよりも環境を優先した方が良い場合もありますし、良し悪しや合う合わないといった基準は人によって変わりますので、節約と同時に生活の質といった点も含めて考えることが大切です。

生活費の中でも住居費よりも格段に節約し易いものとしては、

1)食費

2)通信費

3)交通費

などが挙げられます。アメリカでは外食をすれば、食事の料金の他にチップを支払う必要があります。同じメニュー、同じレストランでも昼食よりも夕食の方が支払額は上がりますから、夜の外食を控えるだけでも節約に繋がります。また、自炊が出来る環境なら自炊をすることも得策です。カフェやコーヒーチェーンの利用回数を減らし、飲み物を持参することも節約になります。

また、通信費や交通費では学生割引を利用したり、回数券やパスの様にお得に利用出来るものを使うことも有効です。知らないだけで利用出来るものが沢山あるという場合もありますので、学生課などに相談してみましょう。

学費の節約ポイント

学費は学校ごとに決められている部分ですから、個人の努力で節約するのは難しいところです。特に予め留学先の学校が確定している場合にはどうしようも出来ないため、授業料以外のテキストや教材費といった諸費用の部分で節約する必要があります。教科書や専門書などの書籍は結構な出費となりますから中古のテキストを購入したり、学校の図書館を利用したりといった工夫をすることも大切です。

また、使わなくなったら買い取ってもらい、予算を確保するといった発想も大事になります。紙ではなく電子書籍を利用したり、学生割引を上手に活用したりと出来ることをしっかりと把握しておくことも節約のポイントと言えます。

おわりに

アメリカ留学にかかる大まかな費用

1)渡航費

2)生活費

3)学費

のそれぞれの節約方法について紹介しました。効果的に節約しやすいのはやはり生活費です。毎日の暮らしの中に節約のコツがあるので、ぜひ実践してみてください。

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