高校生・大学生におすすめの留学費用の準備の仕方

語学を学ぶため、絵画や音楽を学ぶため、テレビで見た憧れの町へ行くため、など様々な理由で、海外留学へ憧れを持つ若者は多いのではないでしょうか。しかし憧れはあっても、実際には経済的な余裕がないから、そもそも留学は無理だ、あきらめようと思っているなら、それはまだ早いです。高校生や大学生などの学生でも、事前の計画的な準備によって留学費用を捻出することはできます!

予算を調べてみよう

まずはどれくらいの費用が掛かって、どの部分が節約できるか、それを調べてから結論を出してみてはいかがでしょうか。貧しいながらも、学生時代どうしてもあきらめきれずに、アルバイト等で必死でお金を貯め、1か月の短期の海外留学をしたという学生も多くいるのです。長期は無理でも短期ならなんとかなるかもしれません。

留学といっても、どの国に行くか、その時の円に対しての留学先の通貨の為替相場はいくらか、期間はどれくらいなのか、それによって費用は大分変わってきます。アメリカへ留学するなら、1ドル100円の時に行くより、1ドル80円の時に留学したほうがお得ですね。こればかりは予測は難しいですが、円高だなと思ったら、その時はその国に留学するチャンスと捉えてもいいでしょう。また、留学先で学校に通うなら、通学費用も必要ですし、飛行機代もどの航空会社にするか、乗る時期はいつかによっても大きく金額が変わってきます。留学を考えている学生は、少しでも留学費用を抑えるために、入念な下調べをすることがとても大切です。

留学費用を準備・節約しよう

予算は大体どれくらいになるか下調べをしたら、次は自分ならその予算をいつまでに用意できるか考えてみましょう。高校生・大学生ならアルバイトでお金を稼ぐことができます。学業に支障が出ない範囲で、働いてお金を貯めましょう。どれくらい稼げば海外留学へ行けるかを思えば、働くモチベーションも上がり、学業と両立しながらのアルバイトも頑張れます。ただ、計算して、アルバイトでは到底稼げない金額になった場合は、期間を短くしたり、国の変更を検討し直すのも手です。

渡航費

期間の変更等で、ある程度自分で払えそうな予算の目途が立ったら、今度は予算を減らす工夫をしてみましょう。期間が短いと、予算の中で占める割合が多いのが、飛行機代です。ここを削ることができれあ、大きな節約になりますね。格安航空会社を利用するというのも一つの手です。大手の航空会社と比較すると機内の過ごし方や食事で、快適さは多少劣るかもしれません。しかし、質より価格を考えると、格安航空会社がおすすめです。また、格安航空券では直行便がないという場合は、経由することを考えてみてもいいかもしれません。直行便より時間はかかりますが、目的地によっては10万円以上安く済む場合もあり、違う国に寄れるという魅力もあります。節約を考えるなら、一度調べてみることをお勧めします。また、渡航時期ですが、ハイシーズンは避けましょう。ハイシーズンは繁忙期とも呼ばれており、閑散期と比べると航空券の料金が高めに設定されています。可能なら、閑散期の安い時期を選びましょう。

滞在費

また、留学先で過ごすなら、ホームステイにするか、寮ににするか、賃貸にするか、それによっても金額は変わってきます。語学留学を目的とする人や異文化を知りたい人は、その国での暮らしや文化に触れられるホームステイがおすすめです。食事も作ってもらえるので、留学先の家庭の味を知れるのは貴重な体験ですね。ただ、ホームステイをしたいけど、費用をどうしても抑えたいという方は、最初の1か月だけホームステイで、その後は寮や賃貸にするのもいいかもしれません。

経験者を頼る

次に、あなたの周りに留学を経験した人はいますか?また、学校の先生に詳しい方はいませんか?もしいるなら、その人と仲良くなって話を聞いて、情報を集めましょう。もしかしたら、お得な情報をたくさん教えてもらったり、留学に必要な道具を借りることができたり、使いきれなかった通貨の余りを頂いたりできるかもしれません。詳しい方と知り合う一番のメリットは情報を仕入れることです。インターネットでは情報収集にも限界があります。実際に留学した人の生の声を聞くことはインターネットよりもリアルな情報を得られるでしょう。

スマートフォン

留学の際に必要な物についてですが、スマートフォンは海外に持っていく予定ですか?もし月々の料金が気になるなら、海外では、毎月の基本使用料が無料で通話した分の料金だけ支払うプリペイド式のものがあり、おトクで便利です。使い慣れていない不安があるかもしれませんが、そういった商品を購入して使うのもいい経験になり、日本語から離れることができるのでおすすめです。

保険

また、海外留学するなら、海外旅行保険に入るべきです。保険会社によって、保険内容や料金が全く違うので、おすすめされるまま契約するのではなく、事前に安い保険会社のチェックをしておきましょう。

まとめ

高校生や大学生が、自分で留学費用を準備するためのポイントを紹介しました。

まずは、予算を調べて必要な費用が決まったら、アルバイトで費用を貯めつつ、留学費用がより節約できる選択をしていきましょう。渡航費、滞在費、経験者を頼った道具調達、スマートフォン、保険など、工夫できる点は沢山あります。

最後に、必死でアルバイトをして貯めたお金で海外留学するなら、目標を立てましょう。語学留学なら、現地で日本人と会っても向こうでは日本語を話さない、などです。せっかく頑張って準備し、貯めた費用で海外留学ができるのです。目標を持って、全ての経験を無駄にしないように、吸収して帰ってください。渡航シーズン、滞在先、留学目的など、自分に合うプランで、留学の費用を見積もってみてください。

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